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設計事務所の仕事は
建築の設計監理です。
 日本では古くから、家を建てるとなると、近所の大工の棟梁が「勘と経験」で計画から工事の請け負いまですべてやっていました。ですから昔の家というのは同じような間取りで外観もよく似ています。
 しかし近年になると、価値観も多様化し住み方もバリエーションが求められるようになると、棟梁一人で何から何までやるというのは無理がありますので、間取りや外観を計画する(設計)人と、工事を請け負う(施工)人とを分業して進めるというやり方に変わってきました。

 これが流れの基本ですが、でもこれだけでは、不十分な所がどうしても出てきます。
それは、工事がきちんと設計図通りに出来ているかどうかです。

 そこで、この工事をきちんと見る人が必要になってきます。
つまり監理者です。 よく勘違いされるのですが、監理者は現場監督とは違います。

 
現場監督は、施工者側の現場責任者であり、
監理者は、建て主側の代理人で現場監督に指示を出します。
と考えてもらえばいいかと思います。(下図)
 監理者は設計者が兼務する場合がほとんどです。
これは建物の設計意図を熟知している設計者が監理をする方が施工者にも指示を出しやすいからです。
工事監理の内容は、監理報告書にまとめ、建て主に提出します。
 
“本来「建て主の代理人である監理者」と「施工を遂行し利潤を追求する現場監督」とが同じ会社で共存する事 ” は矛盾をはらんでいます。

利潤追求のあまり工事のチェックが甘くなるという事にもつながってきます。
“設計事務所は、設計をして、工事がきちんとできているかをチェックするところ”ですが、
●工務店(建設会社)の選定
●工務店(建設会社)から出てきた見積書が適正かどうかの査定
●契約の立ち会いと調印
も大切な任務です。

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